レポート
「共働学舎新得農場35周年報告会」(2014.06.07)
2014年6月7日(土)、新得町公民館・ふれあいホールで「共働学舎新得農場35周年報告会」が行われました。来場した多くの町民や支援者、関係者の前で、新得入植35年のあゆみと現在の営みが、多くの現場スタッフの口から直接語られました。
宮嶋望代表は農場が大切にしてきた精神を、「小さな声に耳を向ける」ことだったと強調しました。さまざまな困難や負担を抱えた人々が「共に働き」、チーズや野菜などを作り出している共働学舎新得農場35年の歩みは、いわば「小さな声」しか上げられない人々が、「いまある力で、個人としての尊厳をもってどう生きるか」を問いつづけることでもありました。
午後は農場に会場を移し、共働学舎新得農場の生活や仕事を実際に見ていただく見学会を実施。ミンタルでは、全国4カ所の共働学舎(長野県小谷村、東京都東久留米市、北海道小平町、北海道新得町)の生産品の販売も行われ、人気を博しました。
(テキスト/谷口雅春、写真/露口啓二)